渡米前の忙しい時期ですが、忘れずに手に入れておきたい一冊が(株)貧困大国アメリカ (岩波新書)です。

もちろん、米国に赴任している方もなんとか手に入れて必ず読んでおくことをお勧めします。

なぜなら、間違いなくアメリカでの私たちの生活に直結するからです。

特にウェストチェスターのように全米でもトップクラスの裕福なエリアでの生活を深く理解するには我々日本人が目に見えていない「宗教観」と「貧富の格差」が生み出す影響を知っておく必要があります。

(株)貧困大国アメリカ (岩波新書)は、なんだか難しそうに見えるかもしれませんが、読み始めたら「ぎょえ～」とうなって止まらなくなるはずです。

アメリカのスーパーの見え方が変わります。マンハッタンのデリで食べていた肉が得体のしれないものに見えてきます。

著者の堤未果（Wiki）さんは、あの薬害HIV訴訟で有名になり国会議員を務めておられる川田議員の奥さんでもあり、米国野村証券に勤めている時に９１１のWTC事件を隣のビルで目撃し、そのことがきっかけで米国の真実を追跡するジャーナリストになりました。

この(株)貧困大国アメリカ (岩波新書)は2013年６月出版されて貧困大国アメリカシリーズの集大成と言われており、過去のシリーズは40万部を超えてアジア各国でベストセラーにもなっているのです。

ただ、読んでみるとわかりますが、なかなかここ米国では出版できない内容だと思います。

そういった意味で、日本語が理解できてよかったなぁとつくづく思うはずです。

繰り返します、ご自身とご家族、子どもたちを守るため、迷わず買っておくべき一冊です！