ニューヨークでの自動車免許取得① 全プロセス編

アメリカでは州によって自動車免許の取得プロセスは異なります。

そして、残念ながらニューヨークは他州に比べて免許取得のハードルは高いです。

しかし、それでも日本のように何十時間も教習所に通って何十万円もしはらうことはありません。

逆に言うと、簡単な筆記と数分の実地テストで合格できてしまうので、そんな危険な人たちがあっちこっち運転しているのだということを忘れてはいけないですね。

【ニューヨークの免許取得の全プロセス】
1.SSNを取得(なくてもなんとかなりますが、後々のことを考えるとSSNを取得してから免許取得することをお勧めします。)
2.DMVで免許の申請とペーパーテスト⇒1週間後にLearner’s Permitと呼ばれる仮免許証が届く
3.5時間講習
4.実地試験⇒2~3週間後に免許証が届く

SSN取得後、このプロセスの3まではあっさりいきますが、4の実地試験は予約がいっぱいでなかなか試験を受けられず、基本的には5時間講習が終わってから1カ月後くらいにアポがとれる状態です。

なお、ニューヨーク州については、住居が決まってから1カ月以内に免許を取らなければ国際免許証は失効し、無免許状態になると言われています。

申し訳ないですが、私は専門家の立場ではないので、書いている内容に責任はとれないことを強調しておきます。そのうえで、ご参考までに、上記のプロセスはSSN取得だけで1カ月近くかかり、そのあと、実地試験が予約できるのが1カ月先なので、免許証が届くまで最短でも3か月程かかることになります。

日本人駐在員の中には、日本の国際免許証はまさに国際的に認められたものなのだからと、帰国のたびに更新して(国際免許証の有効期限は1年)、ニューヨークの運転免許証を取得しない方もいらっしゃいます。(特に、マンハッタン在住で週末にZIP Carしか乗らない方)。なるほど、確かに、そのための国際免許証のような気もしますね。

郊外に住む駐在員の多くは1カ月過ぎたからといって車を乗るのをやめるわけにもいかないので、ニューヨークの免許証が届くまでは国際免許証で運転している方がほとんどです。

しかし、無用なトラブルを避けるために、また、ご自身の身分証のためにもSSNが届いたら早いタイミングでDMVに行って、Learner’s Permitを取得し、ニューヨークの免許を取得する意思を示した方が良さそうです。

なお、運転免許証がなくても国際免許証で車は購入できます。(少なくとも日系中古自動車販売店などでは)
参考:在ニューヨーク日本国総領事館 http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/h2/


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