ニューヨークに関わらず米国で生活するならSSN(Social Security Number)は欠かせません。
日本では国民総背番号制などと呼ばれて嫌悪され導入が進んでいませんが、米国は、とにかく何に申し込むにしてもこのSSNをきいてきます。
その背景には、このSSNにクレジットヒストリー(Credit History)と呼ばれるいわば個人の信用力をスコア化したデータを紐づけているということがあります。
アメリカにきてすぐの頃は、クレジットカードやショッピングモールのポイントカードでさえこのクレジットヒストリーがなければ入会拒否をされてしまいます。
クレジットヒストリーはSSNを取得して半年以上で使えるものになると言われていますので、やはり何よりも先にSSNは取得しておきたいですね。
なお、政府としてはSSNを乱発したくないという意向があるようで、駐在員の妻は窓口で「つくらなくていいよ」と言われてしまうケースがあるようです。
そこで「自動車免許が必要だから」と言うのはNGです。生活インフラに関わるガス水道や自動車免許にはSSNが無くても申請できる方法があります。
こういった場合は「働く可能性があるので」と言いましょう。税金はSSNに紐づいているため、間違いなく受け付けてくれるはずです。