ウェストチェスターの住居を探すにあたっての主なチェックポイントです。

・家電の新しさ
基本的に、冷蔵庫・電子レンジ・食器洗い機・洗濯機・乾燥機　はついているのが一般的なようです。ついていなければ値段の交渉材料に、ついていているならきちんと動くかどうかなどをチェックし必要であれば交換してもらうことを条件にいれる必要があります。

・床の状態
ご存じのとおり、アメリカは土足で部屋の中をあるく文化です。ですので、日本人のように靴を脱いで使ってくれる人たちは大家さんから大変好まれます。（実際、貸すなら日本人がいいという大家さんは多いようです。）　いずれにせよ土足文化でもありますから、床の状態をチェックして、特に絨毯などはアレルギーの要因にもなりますので、汚れているようでしたらフローリング（こちらであればhardwood floorと呼ぶ）に替えてもらう交渉も必要かもしれません。その際、日本人は靴を脱いで生活するからキレイに使うということ、家具にはフロアに傷がつかないようクッションを付けることを約束しましょう。

・洗濯機、乾燥機の場所
基本的には地下室に洗濯機や乾燥機を置くことが多いですが、やはり夜に暗い地下室にいくことやたくさんの服をかかえて階段を上り下りすることを考えると、リビングのフロアにある物件を選ぶのがベターかと思います。

・カーテンや鏡の設置
家のショーイング（内覧）の時は、家具も何もなく、かつ基本的には明るい昼間にいくので気づきにくいですが、住んでみると案外、カーテンや鏡が設置されていなくて困ってしまうケースがあります。契約書は”as is”（現況のまま）と記載されているのでサインをする前に、このあたりも指摘しておきたいですね。

・駐車場の位置
一軒家であっても駐車場が家の中（地下室など）にある場合と外にある場合があります。自動車の外観保持の問題もありますが、何よりニューヨークで子育てをされる場合は特に、子どもが寝てしまった時に寒い日や雨の日に、子どもを抱えて出入りするのは大変です。一軒家で駐車場が家の中の場合も、自動（リモコン）でシャッターが上げ下げできるかもチェックポイントです。

・駅からの距離
住宅選びの時は多少駅から遠くてもなんとかなるかと思いがちですが、毎朝毎晩のこととなると話は別ですね。ちゃんと時計を持って駅まで歩いてみましょう。もちろん、初めから駅まで車でいくつもりだったら問題ありません。奥さんに送ってもらう予定の場合、子どもの年齢に要注意です。子どもが小学生だと一人で家に留守番させると法令違反で逮捕となってしまいますので、深夜の帰宅時などどうするか考えておく必要があります。